コラム– archive –
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委託者兼受益者は家族信託を一方的に終わらせることができるか―東京地方裁判所平成30年10月23日判決の解説
父が委託者兼受益者、二男が受託者となった公正証書による家族信託について、詐欺取消し、錯誤無効、債務不履行解除の主張を退け、受益者と受託者の合意による終了を定めた条項は信託法第164条第3項の別段の定めに当たるとして委託者兼受益者による単独の終了も認めなかった東京地方裁判所平成30年10月23日判決を、判決本文に基づいて解説します。 -
家族信託は遺留分を免れる手段になるか―信託の一部を公序良俗違反で無効とした東京地方裁判所平成30年9月12日判決の解説
死亡の13日前に締結された家族信託について、収益の分配が想定されない自宅、私道及び山林を信託財産に含めた部分を遺留分制度を潜脱する意図によるものとして公序良俗に反し無効とし、有効な部分については受益権を遺留分減殺の対象とした東京地方裁判所平成30年9月12日判決を、判決本文に基づいて解説します。 -
名義書換を拒絶された相続人への招集通知を欠いた売渡請求の定款変更決議の取消し―東京地方裁判所平成20年1月16日判決の解説
会社が株主名簿の名義書換を不当に拒絶していた相続人に招集通知を送らないまま、相続人等に対する売渡しの請求の定めを新設した定款変更決議について、会社法第299条違反の取消原因を認め、裁量棄却を否定して決議を取り消した東京地方裁判所平成20年1月16日判決を、判決文に基づいて解説します。 -
準共有株式の価格決定申立てと権利行使者の指定―長野地方裁判所令和3年10月8日決定の解説
相続により準共有となった株式について、相続人の一人による売買価格決定の申立てを、権利行使者の指定がなく保存行為にも当たらないとして却下した長野地方裁判所令和3年10月8日決定を決定文に基づいて解説します。 -
専門家が作成した信託契約書に問題がある場合の契約の修正と専門家の責任
司法書士、弁護士、金融機関その他の専門家に依頼して信託契約を作成した後、説明された承継先と契約条項が異なる、予定した変更ができない、税負担が生じた、受託者を交代できないなどの問題が判明することがあります。 専門家が関与したことだけで契約が... -
受託者がお金の出入りを説明せず、受け取るはずのお金も支払わない場合の対処法
受託者が賃料収入や預金残高を説明せず、受益者への生活費又は収益分配を減らしている場合、親族間の感情対立だけでなく、信託契約上の分配条件と信託法上の受託者の義務を確認する必要があります。 信託財産の総額と、現在受益者へ支払われるべき金額は同... -
本人が信託契約を理解していなかった場合の意思能力の確認と財産回復
認知症の診断を受けた親が、特定の子を受託者とする信託契約を締結し、多額の財産や不動産の管理権限を移していたことが後から判明することがあります。公正証書が作成され、信託登記が完了している場合でも、家族が抱く疑問は解消されないことがあります... -
会社への貸付金、会社からの借入金及び個人保証 株式以外の会社に関わる遺産をどう把握し、どう分けるか
この記事の位置付け 会社への貸付金及び個人保証の承継に関するメインのページです。本ページは、非上場株式の相続において、株式以外に残された会社との間の債権債務をどう把握し、どう分けるかをご説明します。株式そのものの評価は別のページをご参照く... -
家族信託の契約内容を変えたい・信託を終わらせたい場合の条件と手続
「遺言の代わりになる」と説明されて信託契約を作成した後、家族関係、財産又は介護方針が変わり、契約を直したいという相談があります。また、委託者の死亡後に信託は終わったはずなのに、不動産の名義変更や預金の引渡しが進まない場合もあります。 信託... -
事業承継のトラブルを弁護士に相談するとき 依頼するかどうかの判断基準と、相談の前に整える資料
この記事の位置付け 事業承継のトラブルの相談に関するメインのページです。本ページは、事業承継で対立が生じた方が依頼を決める目安と、相談の前に整える資料をご説明します。トラブルの全体像は別のページをご参照ください。 ▶ 事業承継に生じやすいト... -
「株式は全部長男に相続させる」と書かれた遺言で自社株式を承継した場合に、会社に株主として扱われるまでに行うこと
この記事の位置付け 相続させる旨の遺言で株式を承継した場合に関するメインのページです。本ページは、非上場株式の相続において遺言に基づき会社に株主として扱わせる手順をご説明します。遺言の効力の争いは別のページをご参照ください。 ▶ 自... -
従業員に会社を承継させるときに生じるトラブルと対処 株式の買取資金、個人保証、親族株主との調整
この記事の位置付け 従業員への承継に伴う紛争に関するメインのページです。本ページは、事業承継を役員や従業員へ行う場面の買取資金、個人保証及び親族株主との調整をご説明します。紛争の類型の全体は別のページをご参照ください。 ▶ 事業承継... -
先代経営者から株式を承継した後も先代経営者が経営に干渉してくる場合の対応
この記事の位置付け 先代経営者の関与が続く場合の対応に関するメインのページです。本ページは、事業承継の後に先代が指示を続ける状況を話合いと手続の両面から整える順序をご説明します。トラブル全般は別のページをご参照ください。 ▶ 事業承... -
相続によって非上場株式が兄弟姉妹に分散した会社がすべきこと
この記事の位置付け 株式が兄弟姉妹に分散した会社に向けたメインのページです。本ページは、非上場株式の相続により持分が細分した会社が議決権を取りまとめる順序をご説明します。権利行使者の指定は別のページをご参照ください。 ▶ 分散した株... -
事業承継で会社の株式が相続人に分散する前に弁護士へ相談すべきこと
この記事の位置付け 株式が分散する前の生前の備えに関するメインのページです。本ページは、事業承継を控えた会社が相続により株式の散逸を招く前に講じる手立てをご説明します。争いとなった後の整理は別のページをご参照ください。 ▶ 会社相続... -
相続した非上場株式の存在、株数及び価値を弁護士が調査する方法
この記事の位置付け 相続した非上場株式の調査に関するメインのページです。本ページは、非上場株式の相続において、株式の存在と株数及び価値を確かめる方法をご説明します。会社へ買取りを求める手順は別のページをご参照ください。 ▶ 非上場株... -
相続した株式の評価を弁護士に依頼して争うとき 相続税評価額と遺産分割の価格は違います
この記事の位置付け 相続した株式の評価を争う場合のご依頼に関するメインのページです。本ページは、遺産分割における価格と相続税の評価額との違いを踏まえた主張の立て方をご説明します。ご依頼の入口の全体は中核のページをご参照ください。 ▶ 非上場... -
事業承継で経営権の争いとなった場合の弁護士対応 株式、代表権及び役員を一体で整理する
この記事の位置付け 事業承継で経営権が争いとなった場合の対応に関するメインのページです。本ページは、株式、代表権及び役員の地位を一体として整理する進め方をご説明します。株式の分散への備えは別のページをご参照ください。 ▶ 後継者へ株... -
相続で少数株主となった方が弁護士に依頼するとき 会社と他の相続人の双方に向き合う手順
この記事の位置付け 相続で少数株主となった方のご依頼に関するメインのページです。本ページは、非上場株式の相続により少数株主となった方が会社と他の相続人の双方に向き合う手順をご説明します。株式の評価は別のページをご参照ください。 ▶ 非上場株... -
分散した株式を会社が自己株式として取得して集約する場合に確認すべき事項
会社による自己株式の取得により株式を集約する場合に、着手の前に確認すべき5つの事項(特別決議の見込み、売主追加請求権、分配可能額、取得の期間、取得後の議決権の割合)を端的に整理いたします。
